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ブランディングを実施すべき7つのタイミングとは?

ブランディングが必要なタイミングは、会社の事業やサービス内容、従業員規模、事業フェーズによって異なります。

成果が見えづらいと言われるブランディングだからこそ、きちんと自社に合った内容、進め方、時期を確認しておきたいというのが読者様のニーズではないでしょうか。

そこで本記事では、事業内容や規模、フェーズ別にブランディングを実施すべきタイミングを分かりやすく解説いたします。

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ブランディングをご検討中の方へ

エニィは、クリエイティブ制作を通じたブランディング支援を得意とする会社です。2008年の創業以来、経営者の良きパートナーとして、多くの企業様からお喜びの声を頂いてまいりました。事業規模や業種を問わず、その企業にしかない独自の価値を見つけ、磨くために全力でご支援いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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ブランディングの成否を分けるのはタイミング?

冒頭でもお伝えしたように、ブランディングの実施内容や進め方は企業毎に異なります。

そして、内容と同程度に重要なのが、ブランディングを実施するタイミングです。

どんなに優れた施策もタイミングを見誤れば、数カ月以上かけたコストやリソースが水の泡になってしまうことも少なくありません。

2022年のドン・キホーテのキャラクター変更騒動は、皆様の記憶にもまだ新しいものではないでしょうか。

当時、ドン・キホーテは公式キャラクターの「ドンペン」から新キャラクターの「ド情ちゃん」へ交代するという大きな発表を行いました。しかし、企業の期待とは裏腹に、発表直後からSNSでは批判の嵐、様々なメディアでも取り上げられるという反響の中、たった1日足らずでキャラクター変更を撤回するという展開を迎えました。

長年にわたり親しまれてきたキャラクターであるため、世間のショックが大きかったのでしょう。このような大きなリブランディングを計画する際は、内容の品質もさることながら、「どのように社会の理解を得ながら浸透させていくか」も同じように考えなければならないということを改めて認識させられる出来事でした。

より効果的にブランディングを成功させるために、「何をどのタイミングでどの順番に進めるべきか」を十分に検討したうえでプロジェクトを進めなければなりません。

本記事では、そのブランディングのタイミングとして効果的な時期をお伝えできればと存じます。

ブランディングを実施するべき7つのタイミング

事業の節目には、社内外に向けて「いま、何を大切にしているのか」を伝えるチャンスがあります。

ブランディングはきっかけから始めるのが最も自然です。

ここでは、ブランディングを実施するのに最適な7つのタイミングをご紹介します。

タイミング①会社名を変更するとき

社名の変更は、組織のアイデンティティを再定義する絶好の機会です。社名は企業の第一印象に直結し、理念や方向性を最も端的に表すものでもあります。このタイミングでロゴ、タグライン、ビジョンメッセージを一貫して整理することで、「名前を変えた会社」ではなく、「新しい価値を発信する会社」として認識されます。社員説明資料・ステークホルダー告知などの内外への浸透施策も重要です。

タイミング②社長が代替わりするとき

トップの交代は、企業文化と経営方針の両方を見直す節目です。創業者の想いを受け継ぎつつ、新しいリーダーのビジョンを明確に打ち出すことで、「変わらない軸」と「これからの方向性」をバランスよく伝えられます。社員への浸透、顧客へのメッセージ発信、採用活動など、すべての接点におけるトーン&マナーの統一が鍵となります。

タイミング③周年記念のイベント時

10周年・20周年といった節目は、これまでの歩みを振り返り、次の10年に向けたブランドメッセージを発信する好機です。記念ロゴやスローガン、特設サイト、映像などを通して「企業として何を大切にし、どこへ向かうのか」を可視化することで、社内の士気を高め、取引先や顧客との関係をより深められます。

なお、周年ブランディングに特化した制作会社をお探しの方は、パドルデザインカンパニー株式会社がまとめた周年ブランディングが得意なデザイン会社5選!も参考になります。

タイミング④社会的に炎上したとき

ネガティブな出来事は、ブランドの真価が問われる瞬間です。対応を誤ると信用を失いますが、誠実に向き合えば信頼を取り戻す機会にもなります。このタイミングでは、まず「何を守りたいか(ブランドの価値観)」を明確にし、発信内容・行動・メッセージを一貫させることが重要です。ブランディングとは飾ることではなく、姿勢を整えることでもあります。

タイミング⑤新商品・サービスの立ち上げ期

新しい事業は、単なる「商品告知」ではなく「ブランドの拡張」と捉えましょう。企業全体の世界観と整合するネーミング・ロゴ・デザイン・メッセージ設計を行うことで、一貫した印象を築き、顧客の信頼獲得につながります。事業ごとにバラバラな発信になる前に、初期段階でブランド戦略を整理することが成功の鍵です。

タイミング⑥キービジュアルのリニューアル時

広告やパンフレット、採用ツールなどの顔となるキービジュアルを刷新する際は、単なるデザイン変更ではなく、「ブランドの印象を更新する」チャンスです。そのビジュアルが、理念・世界観・ターゲットの変化を正しく反映しているかを確認し、必要に応じてコピーやトーン&マナーも見直すことで、より一貫性のある発信が可能になります。

タイミング⑦店舗やWebサイトなどのリニューアル時

店舗リニューアルやWebサイト改修のタイミングも、ブランディングの再設計に最適です。デザインを刷新するだけでなく、「誰に」「何を」「どう感じてほしいか」を改めて定義することで、見た目だけでなく体験価値が向上します。また、社内外の利用シーンを踏まえて、写真・文章・導線設計を整えることも大切です。

企業が変化するタイミングでのブランディング

ブランディングは、大きなコストを投じて一度に完結させるものではなく、企業の変化に応じて柔軟に見直していくプロセスです。

その都度「原点」と「これからの方向性」を整理することが、結果として企業の信頼性、採用力、営業力を高める土台になります。

ブランディング責任者は、経営と現場の両視点から課題を見極め、適切なタイミングで施策を判断・推進する重要なポジションです。

本記事が、貴社のブランド戦略を考えるうえでの一助となれば幸いです。
地域社会の発展に寄与する皆さまの今後のご活躍を心より応援しています。

ブランディングをご検討中の方へ、私たちは企業の成長ステージに寄り添いながら、事業と伴奏するブランディング支援を行っています。ロゴマークやWebサイトなどの基礎的なクリエイティブから段階的に着手し、時期をずらしながら全体のブランド設計を進めることも可能です。

変化の激しい事業環境の中で、その時々の課題に最適な施策やクリエイティブを提案し、伴走し続けます。

回数制限のない無料相談も行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

クリエイティブ・ディレクター / コピーライター 磯崎史弥

企画設計を得意とするクリエイティブ・ディレクター兼コピーライター。 Webコーディングから制作業界へ入り、2020年にエニィへ入社。以来、Webディレクションを中心に、中小企業のブランディングやマーケティング支援に従事。担当した案件では、LPからの申し込み数が0件/月→50件/月。新規顧客数が60名/月→100名/月へ貢献など成果実績あり。中小企業の支援実績が豊富。2025年現在は、自社サイトの設計・コンテンツ制作もメインで担当しています。

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