わたしたちの想い(理念)
「透き通った心で、明るい未来を切り拓く」
わたしたちは、持続可能な社会と企業の共生を願い、社会貢献とともに自社の収益性向上を目指す、中小企業・経営者の皆様の想いに寄り添い、その実現に貢献するため、機会をいただいた仕事に対して真摯に取り組みます。
また、日頃から関連技術の習熟、向上に努め、さらに、うそいつわりのない「透き通った心」であり続けるために、自分自身に対しても真摯に向き合います。
こうして、経営者の皆様とともに「明るい未来を切り拓く」ことに深い喜びを感じる、そのような企業でありつづける、という想いを大切にしております。
わたしたちの目指すところ(目的)
エニィは“金脈”を掘り興し、具現化する職人集団であり続ける
中小企業と想いのある経営者に向けて
企業のさらなる成長に向けて、ワンステップ、ツーステップ上のステージを目指す経営者の皆様を対象として、まず企業の中に眠っている貴重な”金脈“(新たな事業シーズや希少性の高い経営資源など)を掘り興していきます。そして、そのシーズや経営資源を基とし、あらたなビジョンを描くことで命を吹き込み、その具現化に向けて、エニィの“職人“たちの知恵と技量を惜しみなく提供していきます。
”Anything goes! “をスローガンとして、常識にとらわれず、まずは「どんなこともあり得る(なんでもあり)!」の自由でオープンな気持ちを持って金脈を掘り興し、ビジョンを描き、経営者の皆様とともに“明るい未来”を切り拓くために、「どんなことでも支援していく(なんでもいける!)」。― これがわたしたちであり、この事業を通じて、わたしたちは社会全体の健全な経済成長に貢献することを目指しています。
一緒に働く仲間に向けて
さらに、エニィと一緒に働く優秀な“職人”仲間の多くが、働きたくても働けないシングルマザーであったり、長年ひきこもりを経験していたり、起業で挫折したりなど、さまざまな就労上の困難を抱えていたことから、わたしたちは、そんな仲間たちが、人間らしく尊厳を持って仕事ができる環境づくりを積極的に推進しております。個の力には限りがあっても、エニィというお互いに認めあえる組織の力を活用してもらうことで、さらに輝けるようになってほしい、と願っております。
「みんなちがって、みんないい」 という詩人・金子みすゞさんの珠玉の言葉を大切にし、それぞれ自由、幸せであり続けること、それがわたしたちの願いです。そして、自己実現を果たすための機会と“場”をつくり、整えること、さらに将来、社会全体の健全な経済成長に貢献するために、エニィとは違った形の組織が必要になった独立をめざす仲間の支援を含めて、すべてわたしたちの使命であると考えております。このようにわたしたちは、理念を共にする人や組織全てが、モノやインフラだけでなく、働き方においても“共有”して明るい未来を理想ではなく現実にする社会を創る、というビジョンを持っており、そのためのコミュニティと仕組みづくりに向けて邁進しております。
エニィの“職人”仲間との関係は業務委託契約に基づいていますが、わたしたちはドライな契約だけの関係にとどまってはいません。一緒にコミュニティづくりをしていく仲間として、たとえば、ハイレベルで美しい仕事の成果に対する感謝と、皆の称賛を、目に見える形で表す仕組みを整えています。この組織やコミュニティにまつわる基本骨子が必要な理由は、よりクリエイティブで人間的な仕事をするためです。そのために私たちは、困難を乗り越える方法を自分たちで考え、関わりながら自らの活躍する舞台も創っていけるように自己実現を続けます。
「透き通った心で、明るい未来を切り拓く」、という理念に共感してくれる仲間たちとともに、阿吽の呼吸で一緒に仕事を進めていく様子を、わたしたちは音楽のプロフェッショナルによる即興演奏に見立てて、“インプロビゼーション”と呼んでいます。ただ一つ違うのは、わたしたちの“インプロビゼーション”は単発の“セッション”ではありません。組織として、透き通った心の職人集団として、有機的な価値の連鎖を継続して生みだしていく、これこそ、エニィが目指す“インプロビゼーション”であり、エニィ自身の”金脈“、つまりコアバリューであると考えております。
社会全体に向けて
私たちは、社会全体の健全な経済成長に貢献します。この持続可能で明るい未来が現実になる社会を創るためには、いくら技術力の高い一人が多くの時間を投げ売っても、強い志や理念だけで人を集めても、いくら使っても減らない資金源があっても、到底なし得ません。企業と社会、一緒に働く仲間、想いのある経営者、小さく可能性のある芽を一緒に育てていけるより多くの方々の理解と想いを重ねていく事が必要です。
また、私たちは、持続可能と言えない力、政治や資本に頼った力を使いません。私たちは持続可能な力のある技術をより良い社会のために使い、技術や知恵を蓄え、共有・シェアをし、分かち合いながら、有機的な環境づくりができる仕事に自らしていくことを心がけています。人を動かす原動力と成るクリエイティブは、単に物を作ることではなく、誰も傷つけず何も破壊せず静かに価値を見つめる事であると定義し「小さくて強いクリエイティブ」と呼んでいます。 このエニィと想いを同じにしてくださる方々と、ビジネスプロデューサーと共に「透き通った心で明るい未来を切り拓いていける」と信じています。
ANYという居心地の良いジャズバー
ANYは透き通った心のスペシャリストとゼネラリストが、インプロビゼーション(即興)ができる居心地の良い組織です。関わってくださる人達がそれぞれを認め合いながら、楽しく平穏に過ごせて、いつか特恵(特別な恩恵)を分け合えるようになり、幸せが連鎖する組織に成長します。
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登場人物
ジャズバー = エニィ
スタッフ = エニィのメンバー
ミュージシャン = デザイナー、エンジニア、ディレクターetc
お客さん = 社会貢献とともに自社の収益性向上を目指す、中小企業・経営者の皆様 -
エニィの役割
エニィはミュージシャンが演奏しやすい、お客さんが満足できる環境を整える = ジャズバーの運営
〇 ミュージシャンへのアサイン
〇 お客さんの呼び込み、広報
〇 運営ルール、セッションルールの構築
〇 バーとして心地よい空間の構築、運営(必要な情報のやりとり/参加したいと思える仕組み) -
環境
セッションに参加するミュージシャンはいろんな楽器、背景、経験、実績を持っている
経験の浅いミュージシャンがまわりの先輩ミュージシャンとのセッションで成長することもある
タイミングのあった人たちが即興でセッションを行い、それをお客さんが楽しむ
評判が広がり、ミュージシャン、お客さんの集まるジャズバーになります
「エニィ」~社名の由来と思い
“Anything(どんなことでも)”― 会社名「エニィ」の由来になった言葉です。
“Anything goes!” 「どんなこともあり得る(なんでもあり)!」の自由な発想で企業の中に眠る”金脈“を掘り興し、ビジョンを描くことで命を吹き込み具現化していく、そして、“Anything goes!”「どんなことでも支援していく(なんでもいける!)」をスローガンとして、経営者の皆様とともに“明るい未来”を切り拓いていきたい。そんな思いを、わたしたちの会社名「エニィ」に込めています。
わたしたちの歩み(アイデンティティ、存在意義)
創業期
元々、わたしたちはホームページの制作会社でした。 その事業を通じて、多くの実績を積み上げてきましたが、その過程において、見栄えの良いホームページを制作するだけでは、社会的、経済的に持続可能であり、かつあらたな価値を創造することは不可能だという事に気づきました。このような経験から、特に新規事業の立ち上げ期において、ホームページを“創る”という仕事のためには、次の2つの具体的な戦略が重要であると考えるにいたりました。1、経営者と組織の各部門が、対社外・対社内のどちらにおいてもきちんと意識を共有できるブランドの構築。2、限られた資源の中で、持続可能な社会を創り出すためのアイデアと、そのアイデアを送り届けるマーケティング。 また、ホームページを“創る”という仕事は、単に“作る”のではなく、売上や会社の基盤を整え、さらに企業理念や経営者の想いを具現化することで、価値創造に携わることではないか、との想いを強くしていきました。
ホームページ制作会社からの脱皮
このように、ブランディングとマーケティング戦略を念頭におき、試行錯誤しながらも、そのためのコンサルティングと実務支援を提供することで、わたしたちは創業当初の“ホームページの制作会社”という事業領域を超えていきました。
こうして、経験知を向上させていく中、新規事業にも直接関わるようになり、受賞実績のある順番待ち予約システム「どこでもマテル®」のように、社会貢献という側面においても画期的なアプリケーション・システムを開発し、上梓するまでにいたりました。
一方、このようにシステム開発分野や、越境EC、広告メディア領域、自治体のデジタル化推進による地方創生領域への進出を果たすことで、この時期、わたしたち自身のアイデンティティも大いに揺らぎはじめます。
「はたして、わたしたちは何者なのか?」。
その背景には、新規事業として動き出しているクライアントの既存プロジェクトへの参画だけでなく、新規事業の発想段階からの参画、さらには既存プロジェクト進行中に、エニィの新規提案を基にクライアントの可能性をより引きだす方向への転換、といったケースが増えていったことがあります。
そしてこのころから、「1から10をつくる」だけでなく、それよりも、「0から1を描き、具現化する」仕事こそが、エニィの存在意義、本来やりたい仕事なのではないか、との思いを持ち始めました。
ビジネスをプロデュースする会社「エニィ」となる
「0から1を創る」ためには、そのクライアント企業の経営者および企業としての思いやビジョン、実績、経営資源、強み、ユニークネス(希少性)などを深く理解し、共感し、お互いに信頼できることが必須です。共感や信頼は、常に対等な関係において、より強固なものとなります。このため、クライアントの皆様にも、エニィの価値観やスタイルを理解し、共感していただくことがどうしても必要です。 結果、わたしたち自身のアイデンティティ、企業目的を明確にする必要が生じてきました。
こうして、創業時のホームページ制作会社は、ブランディングおよびマーケティングにおいてコンサルティング機能を兼ね備えたシステム開発会社へと脱皮し、さらに「0から1を創る」ために、クライアント企業の中に気づかれずに眠ったままになっている、新たな事業シーズや希少性の高い経営資源を掘り興す会社へ。そして、あらたなビジョンを描くことで命を吹き込み、その具現化に向けて、エニィの“職人“たちの知恵と技量を惜しみなく提供する会社へと進化し、現在にいたっています。
このような歩みとわたしたちの大切にする想いを軸として、《ビジネスをプロデュースする会社 「エニィ」》と、自らのアイデンティティを設定し、「金脈を掘り興し、具現化する職人集団であり続ける」と、わたしたちの企業目的を設定しました。
ビジネスを成功させるための“Anything”な環境を創ります
中小企業・想いのある経営者のビジネスをより洗練された形に整えていく(ソフィスティケート)する事です。それにより、組織も人も、ビジネスそのものも成長していく、これがエニィのビジネスプロデュースです。
コンサルティングは、現実的な実行計画や実現可能性に重点を置くことが重要ですが、理論的な知識だけで戦略や戦術が企画されることが多くあります。また、クリエイティブに関しても、クライアントの事業全体を理解し、そのビジョンや目標に沿ったクリエイティブを提案することに価値の金脈を内包しているのに、ただ要件定義に沿って作業を行うだけの制作業務は少なくありません。
私達は、「金脈を掘り興す職人集団」として、理論やフレームワークだけでなく、実践的な経験も持つビジネス創出を演出します。
クライアントの期待を超えるアイデアや提案と、それを実行できるプロフェッショナルが揃っていること、有機的で心地よい仕事スタイルとノウハウ、これが私達の最大の強みです。
私達はクライアント企業の既存事業の維持のためのご支援や、新たな市場や機会を探求することで、既存事業の効率化や拡大をサポートし、新規事業展開の可能性を最大限に引き出し、困難に立ち向かう立ち上げから、広くCSRやCSV、社会貢献までを見据えた事業成長のすべてのシーンで伴奏します。また、コンサルティングからクリエイティブ実行までフルプロセスで関わるため、中心軸をぶらさない一貫した支援が可能で、部分的な関わりであったとしても、その”軸”を見て仕事をするため、成果に繋がりやすい知恵と仕組み(=小さくて強いクリエイティブ)を持っています。
この強みを維持し、高めるために、わたしたちは、独自に開発した”エニィ・メソッド“に基づく社内トレーニングや、わたしたちの理想とする仕事のスタイルや結果だけではなく、どれだけ経営者の皆様の想いに寄り添うことができたか、という視点においても仕事を評価する仕組みを整えています。
「こんなこと、エニィにしか実現できない」、というクライアントの皆様の声を聞くこと ― これがわたしたち“エニィ”の喜びです。
この喜びに溢れる幸せな組織で、クリエイティブな活動を続けられる事と、それが平和で幸せに満ちた温かい社会を創っているということに、日々感謝しています。
わたしたちが大切にする姿勢
わたしたちは、《ビジネスをプロデュースする会社 「エニィ」》というアイデンティティを持ち、「“金脈”を掘り興し、具現化する職人集団であり続ける」、という企業目的を追求しています。この目には見えない”金脈“を掘り興し、具現化する”ためには、企画力や技術力といった“力”だけに頼ってアプローチすることは不可能です。そのためには、信条や価値観といった、目には見えない心のあり方がとても大切になってくると考えています。
わたしたちがクライアントの皆様と交換するもの、それは単に仕事とその対価であるお金ではありません。わたしたちが、真に交換しているのは“信頼”であり、そしてその根本は“愛”です。お金もビジネスも、これら目に見えない心から成り立っていると、わたしたちは考えています。そして、この“金脈”という希少で貴重な価値に触れることができるのは、唯一、「透き通った心」だけであると信じています。もし、透き通った心で接することができないと、その“金脈”の持つ強い引力に、皆、振り回されてしまうからです。
こうして、わたしたちは、わたしたち自身が常に「透き通った心」を持ち続けるために、=エニィ10の信条・「透き通った心」=に守るべき価値観や行動姿勢をまとめました。わたしたちエニィは、この「信条」をいつも心に問いかけつつ、事業活動を行っております。
エニィ 10の信条 「透き通った心」
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01
“みんなちがって、みんないい”
向上心と知的探求心を持ち、自身の、そしてお互いの成長を楽しめるチームである。 -
02
“Anything goes!”
(どんなこともあり得る!どんなことも支援していく!)
~斬新なアイデアに対して偏見を持たない自由な発想。
そして、クライアントのためにどんな支援も惜しまない。 -
03
常に未来志向で、上向き。オープンマインドでうそいつわりのない心を持ち続ける。
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04
困っている人がいれば、言われなくても気づき、すぐに助ける。
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05
業界、業種を飛び超えて、役職や立場に関わらず、垣根のない仕事を心がける。
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06
普遍的な”軸”を持ち、「自分らしく」自由と自己実現を楽しみながら、想いのある経営者の善き友でありつづける。
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07
この理念に深く共感してくれるメンバーの強みを活かし、組織的に日々の仕事に臨み、また互いに善き友でありつづける。
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08
持続可能な社会や環境づくりに貢献する姿勢を心がけ、品格を磨き、その在り方にも日々感謝する。
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09
誰も傷つけず何も破壊せず静かに価値を見つめることができる小さくて強いクリエイティブな活動を、私たちの尊厳のある仕事とする。
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10
誰もが、より人間らしい活動ができるように、知恵や強い仕組みを蓄積し、持続可能な仕事を創出する。
VISION(=基本戦略)
情報、人、知恵、技術、心など、無形資産のシェアリングエコノミー
「人生において必要なものをみんなでシェアしていく」シェアリングエコノミーから生まれる価値創造・価値変容を基本戦略としています。
エニィにおける金脈(価値の連鎖)
ゼネラリストとは、複数の領域において一定以上の知識やスキルを有する人のこと。
スペシャリストとは、ある特定の領域において専門的な知識やスキルを有する人のこと。
プロフェッショナルとは、ある領域において専門的な知識やスキルを有し、それらを報酬(対価)に値する役務として提供する職業人のこと。
アマチュアとは、専門的な知識やスキルを有しているが、それらを報酬(対価)に対する役務としては提供していない人のこと。