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経営者の方へ

なぜ、理念・ビジョンを再考して、ホームページに落とす必要があるのか?

なぜ、理念・ビジョンを再考して、ホームページに落とす必要があるのか?
これはもう、一言で表現するのがとても難しいです。

だけど、必ず経営(+戦略、戦術としてのホームページ)には必要なものだと断言できます。 私の実体験からお話するしか無いかなと思いますので、未来を創る経営者のために、少し長くなりそうですが、必ず「読んで良かった」と言っていただけると思いますので、5分ほどお付き合いください。

エニィのはじまりの姿

私は22歳の時に、サラリーマン仕事が辛くて、肉体的にも精神的にも本当に辛くて、このままでは死んでしまうと思い、とにかくお金を稼いで貯めて起業しました。当時はエニィという屋号ではありませんでした。
資本金300万円。けして儲けたお金ではなく、稼いだお金です。しかも飲み終わったペットボトルに水を汲んで飲んで、困窮しながら、かき集めたお金でした。
どのくらい逼迫していたかと言うと、月〜金でフルタイム勤務して手取りが12万だったので、家ではネットでバイトして、土日は法律事務所で働いていました。(レジ打ちが出来なかったのでそれをやらずになるべくパソコンや頭を使う仕事にしました)
また、世間知らずの私はガス給湯器を知らず、「なんでこのお家はお湯が出ないんだろう?」と言いながら、しばらく冷たい水で暮らしていました(笑)

でも、文句も、贅沢も言ってられないので、まずは私が生きていければ良い。当時は今のようにリモートワークが普及しておらず、働き方改革なんて言葉すらなく、とにかく生きていくために、仕事にするためには法人化が必要でした。(別に法人なんか無くても仕事できるじゃんと思われるかもしれないので、一応補足しておくと大きい会社とリモートワークをするために、個人でしたが、法人形態が必要でした)
しばらくは一人代表でやっていたので、ここから10年ほどプレイヤーを続け、死ぬほど働きながらスキルアップをして、WEBの世界で「プロ」と言えるまでは休めない日々が続きますが、少しずつスキルがついたり、経験も増えていくと、「〇〇さんの懐刀」や「伝家の宝刀」「中身は怪獣」「マキちゃんが一人いれば大丈夫」と言われたりもしました。

相変わらずコミュニケーションも営業も下手でしたが、なぜか紹介の紹介で仕事には困りませんでした。
少しずつお金は貯まるようになりましたが、だれかを雇用して仕事をする気にはなれませんでした。
また、仕事がうまくいかない理由を、自分のスキルや知識が不足しているからだと考えていました。

ある時、ECの支援先で、ビジネスもデザインも理解のある、デザインもコーディングも出来てお金の話もできる人達と出会い、一緒にチームで仕事をするというはじめての体験をしました。「成果の不透明なクリエイティブではなく、詐欺でもなく、この腐った会社(社会)から一緒に独立して価値あるものをつくってしっかりお金も稼いでいこうよ」そう言って、仕事を一緒に一人でやるよりも数倍の事ができるようになりました。
このとき、屋号を「エニィ」にしました。
自分のためじゃなくてみんなのために「価値のあることであれば、なんでもやる」そう思って、働き方も、ロゴも、ホームページも、名刺も、いろんなものを変えました。

再出発するも迷走

走り出したものの、次第にチームは息切れしはじめ、仕事をしても仕事をしても収束しないし、意見がちぐはぐして、まとまらず。せっかく手伝ってくれる人が居ても、話を聞いている余裕もなくて、本当に焼け石に水みたいな感じで、どうにもなりませんでした。
売上だけがあがって、コストがふくらみ、人手が必要になり、経理や、バックオフィス、社内制度づくりなんてやってもやっても収束しないから、無駄で自己満足のように見えて、でもこれだというものがないから、誰かの機嫌を伺ったり、お金や成果以外の理由では強くも言えない八方美人な経営をしていました。私の狂気かもしれませんが、野心も強く提案力もあったので「お金の匂いがプンプンします」「阿萬さんは、お金の女神ですね」なんていわれて、余計に自虐的になったりしました。
それでも強がって「愛情で飯が食えるか!」「魂の入っていないクリエイティブはゴミだ!」心のなかで、遠吠えしていました。

足元には、理念の欠片みたいなものは、散らばっていましたが、気づくことも、自信を持つことも出来ませんでした。その後、残ってくれたメンバーと一緒に少しずつ「本当に良い」と思えるものを再構成していく事になります。
このときに、磯崎くんとホワイトボードに「透き通った心で明るい未来を描く」と書きました。
当時の私の本当に正直なそのままの気持ちでしたが、その意味もわかっていませんでした。

幸いなことに価値観が揃った小さい組織では、仰々しい理念体系がなくても「透き通った心で明るい未来を描く!」そう唱えると仕事ができて、「阿萬さんの理念は素晴らしい!」と言って協力してくれる人もどんどん増えていきました。

それでも、やっぱり話が噛み合わなかったり、仕事が逼迫してくると「透き通った心ってなんですか?」「阿萬さんは良いけど私にはできません」「社会貢献なんですよね?」「売り上げもつくるんですよね?」「自由を認めるんですよね」「言い出したのは阿萬さんだから責任をとってください」「私達を安くこき使おうとしていませんか?」「札束で頬を叩くのはやめてください」などと言われることもありました。
まだ私も「貢献」を履き違えていて、それでも頑張って歯を食いしばって「これが美しさです!」「これが正しさです!」ってボロボロになりながら、引き攣った笑顔で言う事が「経営者の苦労だ」と、これも履き違えていました。
外から見た誰かは「素晴らしい人」って言ってくれるけど、誰も手伝ってくれない。何をしたら良いのかわからないので、どんどん迷走してしまい、そんな私を見て「綺麗事だ」「矛盾している」「嘘つき」と、捨て台詞のように吐いて去っていく人もいました。

それでも、「明るい未来を提案」して喜んでもらい「透き通った心なんだよ..」って言って、仕事をしていると、今はエニィの顧問をしてくださっている大石さん(→顧問メッセージ参照)が一緒に理念や中心軸をまとめて、世界に通用する企業になりましょうと声をかけてくださいました。

世界レベルのビジョナリーカンパニーへ

その手法は、メールで日記を書いたり、月に数回お話をしながら、「私達は何者か?」を考えていく事でした。とても大事な事のような気がしつつも、売り上げが大事だし、言葉の意味を良く理解はしていませんでした。
でも、なんとなく正しい気がして続けていました。
「なんとなく正しい」を言語化してみます。とても難しいですが、今まで引っかかってきた何かが、一つも引っ掛からなかったという事です。そのひとつをお話すると、経営の話をするだろうなというタイミングから決算書を持って行ったのですが、契約に至るまで「決算書を見せろ」とも「株式を数%取得させろ」とも言われませんでした。手提げに決算書を入れて、出さずにそのまま持って帰り「あれ..?」と拍子抜けしたのをよく覚えています。
売上を作る実務と、この活動を、全方位的にやればなにかにはなるだろう、そう思って続けました。

すると、理念の文章が出来上がった頃から、不思議なことが次々と起こり始めます。
自分の行動や、全てに説明がつくようになり、情報がなく分からないことも判断材料になる1次情報を集める必要がなく、2次情報、3次情報くらいでもすぐに決断ができるようになりました。また、自分の「言葉」が強い力を持つ様になり、説明したり情報共有するのに20〜40分かかっていたものが、ものの5分で終わり、早いときには、言葉も無しに、より強い吸引力とキラキラした金脈があるように感じました。

今までは、何から何まで自分で用意していたものが、勝手に回りから手を貸してくれたり、一緒にやりましょうと言ってくれるようになり、あれだけ決まらなかったバックオフィスや、社内業務が収束をし始め、何も指示をしていないのに「一般的にはこうなりますが、透き通った心のポリシーを元に、こんな風に考えました」「透き通った心ってこうですよね?」と、私からではなく、まわりから支えられて、物事が進んでいくことが多くなりました。
すると、もっともっと先の未来が見通せるようになりました。「この未来に行きたいから、今こうするんだ!」という信念や、願いが明確になりました。ものすごいスピードで、誕生した命が細胞分裂を繰り返して、生き物の形になっていく様をみました。
大小様々な会社の経営者と話をする度に、エニィの理念のほうがキラキラと輝いて見え、理念が整っていない会社は、止まっているような、関わる人全員が幸せに慣れていないような、持続可能でない状況になっているのを横目で見ながら、出発する列車に乗せられていくような瞬間に、度々、遭遇しました。
エニィはいつのまにか150名の業務委託を抱える、世界レベルのビジョナリーカンパニーになれたと思います。わたしには、まだまだやることはたくさんありますし、ここで終わりではありませんが、どうして経営者には理念やビジョンが必要なのか、それも取ってつけたツギハギの理念ではなくて、一本筋の通った、中心軸となる理念が必要な事は、読み飛ばさずにちゃんと読んでいただけた方には、お分かりいただけたと思います(笑)。

経営者に必要なもの、ホームページによる具現化

私は読んでいて心地よいかっこよいコピーライティング文章を書くことは出来ないですし、ただ寄付するだけの経済力も、強力な政治力もありませんでした。でも、だからこそ、経営には「中心軸と成る理念とビジョンがいちばん大切なことはお伝えできると思います。
“いのち”を吹き込むためには、経営者が自身の内面とじっくり向き合い、自分の本当の思い、信念、価値観、ビジョンなどを生まれるところ(もしかしたら生まれる前までも)溯ったり、日々の出来事や言動を振り返ったり、散らばってしまった理念や心を収束させていく事が、絶対に必要不可欠です。

ホームページ(クリエイティブ)は、物質的にも精神的にも、流動的に、経営に寄り添いながら、自由な発信活動ができる特別な場所です。理念構築ができたら「これを見てね!」「これは我社の最高峰のビジョンだ」って、経営者が自らの言葉で言えて、チームを引っ張っていけるようなものをエニィでは創り、持続可能な状態で育てていくことが出来ます。出来上がっていくクリエイティブをみながら、たくさん思い出したり、より強固で堆い山になっていく様を、ぜひエニィと創造し、体験してください。

私は、もう迷ったりしません。

私は、マネタイズの女神じゃなくて、ハピネスの女神であるし「明るい未来」を静かに見つめ、逃しません。
「透明な心」で世界中をハピタイズしていくことができると確信しています。

その手段が「エニィの経営」です!
「透明な心」を発信して、世界を幸せで美しく平和に変えていく、MVPなのです。

ところで私にはずっと尊敬できる人も、私の先を走っていると思えるような憧れのスターは居ませんでした。スキルの下積みをしている時代にも、自分がこうなりたいというビジョンもなく「こうあるべきだ」「こうでなければならない」という、一番最初に、死ぬ思いで避けてきた「窮屈な軍隊式の考え」が、頭の中を占めていました。

小さい頃は、かなりのんびり屋で、弱虫で泣き虫で、お花やカエルの居る池が好きだったり、空の雲をみながら本を読んだり、木がそよそよするのを「なんだかお話しているみたいだなー」って眺めたりするが大好きでした。

理念が固まっていくと同時に、自分が元通りの状態に戻っていき、やっと自分自身の未来像も見えてきました。「趣味は?お休みの日は何をしてるんですか?」と聞かれると「公園に行きたい」とか「図書館に行って昼寝したい」とか、よく言っていたのですが、自分でも何を言っているのかわからず、中心軸が定まると同時に「ああ、元に戻りたかったのだな」と最近感じました。

今は、このニュートラルな状態で、旅をしながら幸せを振りまいていける、みんながハピタイズするコンサルタントになりたくて、その先は、エニィを立派にしたら、ようやく女神様になって、図書館で雲を見ながら昼寝をしているでしょう。そうなったら、たまには皆さん、お参りに来てくださいね! お祈りしている間にハピタイズしちゃいますよ。

2022.10.25 阿萬真紀

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