『透き通る心』の件ですが、プロダクトデザインで過去にありがちだった例があります。 ◎製品化を謳うデザインコンペの受賞作とその後 主催者(公的機関や民間企業)が運営するとあるデザインコンペがあります。 そこにはなにか製品化して売りたい企業と、アイデアを提案したいデザイナーが参加し 受賞したアイデアは企業が製品化します。 昔はパッと見にとてもおもしろく物珍しいアイデアが受賞しがちでしたが それは一回市場に提案して話題になるだけで、気づけば過去の話になります。 それぞれの参加者の悪い目標の例として 主催者が『イベントそのものが盛り上がりそうなアイデア』を デザイナーが『受賞してポートフォリオに加えられる見栄えのするアイデア』を 企業が『格好良くて、話題になりそうなアイデア』を これらを目指して進んだ結果が『一時的に話題になって終わり』となり イベント(コンペ)自体は賑やかに扱われるかもしれませんが 少し経つと何事もなかったかのようになってしまいます。 そうではなくて 主催者は『参加企業と商品化達成を目指せるデザイナーの選出と開発サポート』を デザイナーは『「良いモノ」と胸を張って言える質の高い仕事』を 企業は『商品化とその後の継続的な販売ができること』を これらを目指した結果が『イベントの本当の意味での成功(企業や地域の活性化)』であり すなわち『透き通った心のゴール』となるのかなぁと思いました。 神視点での『透き通った心』という言葉は 現場視点では『それぞれ違う言葉』になるのかもしれませんね。 自分にとってはユーザーの『使いやすいモノ』『人生が豊かになるモノ』だけでなく クライアントが『作りやすいモノ』『継続しやすいコト』の実現がデザインです。 上記4つを軸に提案して実現したモノコトが 結果として『透き通った心』ということなのかもしれません。 長々と失礼しました。

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この記事を書いた人

代表取締役 Maki Aman

デザイナー、エンジニア、マーケターの経験を活かし、経営戦略からWEB企画(制作・開発・広告) までを幅広く担当。企業コーポレートサイト、ロゴデザイン、ブランディング、開発ディレクション、アニメーションなど現場でのデザインと実装など対応領域は多岐にわたる。新規事業立ち上げやコンサルティングの経験も豊富。3児の母。 15 年間、さまざまな企業のサービス起ち上げ、ブランディング活動に携わってきました。さまざまな立場や環境によって人の目線は変わるものですが、どのような角度から見たときにも、企業の明るいビジョンが描ける立体的な活動がしたいと思っています。 透きとおった心で、明るい未来を描き、美しい世の中をデザインするために活動中。 ・オルタナグリーンオーシャン大賞受賞 ・DXからXRの世界へMinimumVariableProduct(著書)